株式公開に対する最短のスケジューリングを立案します。早期かつ低コストの公開を実現できるように、当法人の2、3日のショートレビュー(短期調査)により、会計処理・マネジメント体制・資本状況・関係会社の状況などを拝見させていただき、公開企業としての必要最低限を提示します。
株式公開に向けて関係会社の整理は重要なポイントとなります。整理方法を間違えると株式公開に余計な時間を費やすことになります。中には、関係会社の整理にかなりのコストを要するため、公開自体をあきらめざるを得ないケースもあるようです。関係会社を整理することは指摘できても、具体的な諸策が不足しているのが現状です。当法人では、取引条件、オーナーの資金繰り、会社の資金繰り、企業再編の税務、公開準備会社の資本政策、その他様々な条件を総合的に考慮した上で、ベストと思われる整理方法を提案します。合併、株式交換・移転、会社分割、事業譲渡、清算など具体的に提示し、メリット・デメリットを比較、よりわかりやすくかつ効率的に関係会社の整理を行うことができます。
資本政策はオーナーのキャピタル・ゲインだけでなく、会社が継続的に安定的な成長を続けていくために、極めて重要です。とはいっても所有比率の向上を目指すあまりに無謀な資本政策を立案すると、資金調達に苦しみ、バランスが悪くなるケースもあります。会社の資金需要、オーナーの資金状況、事業承継、安定株主の状況、営業上の取引関係、インセンティブ・プラン等を総合的な観点から、会社が納得できる資本政策をわかりやすくご提案いたします。
資本政策立案例について
上場会社の会計処理は、未公開会社の会計処理とは異なり、かなり特殊なものと考えてよいでしょう。特に、昨今の会計ビッグバンにより、税務申告上の経理処理では対応できません。また、業種によっては、特殊な会計処理を要求されるものや、企業の状況に応じて、特殊な会計処理とその対応を行わなければならないケースもあります。当法人の会計指導は、会社の状況に応じた適切な会計処理を提案するとともに、税務処理を含めた指導を行うことにより、よりスムーズに公開企業へのステップを踏むことができます。
ディスクロ-ジャーへの対応・公開申請書類(Tの部、Uの部)・有価証券届出書の作成支援 |
公開会社では、企業の状況を株主に理解してもらい、適正な株価に反映されるように、株主に対して積極的なディスクロージャー(IR活動)が必要になります。このディスクロジャーの方法を誤ると、株価が低迷へとつながります。企業の状況を正しく理解してもらうための、ディスクローズ方針を考え、適正な株価に反映されるように助言いたします。
管理体制を整備するには、重要な観点を忘れてはなりません。費用対効果という問題です。人的資源やシステムへの投資は、営業データの入手・管理体制の整備に役立ことは事実ですが、一方で確実な経費の増加として現れてくることを忘れてはなりません。会社として必要なデータを充分に吟味した結果、会社のマネジメント・システム構築へのコンサルティングを行うことで、効率的な投資を実現します。
株式上場準備企業に不足している経営管理体制・内部統制を整備。企業の現状を把握し、経営上の最重要な課題へいち早く対応します。
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・予算管理体制 |
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・債権管理システムの構築 |
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・原価管理システムの構築 |
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・人事システムコンサルティング |
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・経理システムコンサルティング |
株式上場準備期間において大きな不正・粉飾の発覚は、経営者の意図の有無に関らず、株式上場時期を遅らせる可能性があります。当法人では、早期に確実に株式上場していただくため、不正や粉飾の傾向を把握し、未然防止、早期発見に努める内部監査業務支援を株式上場準備の段階から実施します。
株式上場準備の段階でも、企業再編の活用は企業成長に大きく貢献する可能性があります。経営資源を分析し、有効な経営資源・不足する経営資源を評価。経営資源の再配分・企業再編への重要な情報を提供します。株式移転・交換や会社分割等を活用した企業再編に関する会計(パーチェス法による影響)・上場審査への影響などの実務に関する調査・助言・相談を実施します。
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